COLUMN

コラム

【新築注文住宅】地鎮祭

2022.10.08

地鎮祭は土地の神様を鎮めて
工事の安全を祈念します。

縁起のよい日を選び、
神主を招いて執り行うのが一般的です。

儀式の参加者は施主とその家族や
工事関係者です。

ただこの地鎮祭、やることが義務として決まっているわけではありません。

色々な理由で必要ないと
考える方もいらっしゃいます。

行うかどうかは施主が
判断することになります。

◆一般的な流れ
神主の開式の辞により地鎮祭が始まります。
神主によってお供え物と参列者の祓い清めである修祓(しゅばつ)が行われ、
降神の儀で神様が招かれます。

酒を入れる瓶子と水を入れる水器の蓋を開けて神様にお供え物を捧げる献饌(けんせん)の後に行うのが、安全祈願の祝詞奏上(のりとそうじょう)です。

続いて、土地を祓い清める四方祓(しほうはらい)を行うと、地鎮祭のメインイベントともいえる地鎮の儀に入ります。

施主も参加して祭壇のそばの盛り砂にくわを入れて崩すため、くわ入れの儀とも呼ばれるものです。

祭壇に玉串を捧げる玉串奉奠(たまぐしほうてん)が終わったら、開けた蓋を戻してお供え物を下げる撤饌(てっせん)を行い、昇神の儀で神様を送り返します。

地鎮祭後は、工事中に発生する騒音・振動のお詫びや工事の説明のために近隣へのあいさつ回りを行います。建築会社の担当者のみで行う場合もあれば、施主が同行する場合もあります。

◆費用
神主に支払う謝礼の相場は
2~3万円程度といわれています。

お神酒などのお供え物については、建築会社の負担で用意してもらえる場合もあります。

金額については地域差などによって違いがありますので、建築会社に事前確認をするとよいでしょう。