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【住宅ローン】「借りられる額」と「返せる額」

2022.07.11



「借りられる額」と「返せる額」は似ているようで違います。

返済比率が高すぎると年収に占める住宅ローンが大きくなり、
家計が圧迫されかねませんね。
余裕を持って返せる額を借りましょう。

ちなみに返済比率を左右する「年間のローンの返済額」には住宅ローン以外の借り入れも含まれますのでご注意を!

例えば
マイカーローン
クレジットカードのリボ払い
スマホの分割払い    
…などが代表的なものですね。

さあ、では実際に住宅を建てた先輩方はどのくらいの返済比率だったのでしょうか。

北海道でフラット35を利用した方々の2020年度統計データでは、
土地を購入し注文住宅を建てた方の返済比率の平均は22.9%。

約4割の方が25%を超える借り入れをしていました。

ですがこれはあくまでもデータ。
みんながこれくらい借りてるから…
この年収だと一般的にこれくらいかな…

こんな考えは
捨てなければならないですね。

住宅ローンは長期にわたり返済しますが、その間に収入や家族構成、
お子さんの教育費の支出増加など、
ご家庭の状況は変わっていきます。

現時点での返済比率だけで考えてしまうと、あとで返済計画の見通しが甘かった
と言うことになりかねません。

また、住宅を購入すると住宅ローン以外にも修繕積立金や固定資産税など様々なランニングコストが発生します。

返済比率も勿論大切ですが、
かといって、返済比率だけに頼ってしまうのは危険です。

今後必要な費用を含め長期的な視野にたってしっかりとシミュレーションした上で、返済に無理のないように余裕を持って借入額を決めていきましょう。

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