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コンパクトな家でも快適に!実例付き 収納上手な家づくりのアイデア紹介

2025.07.14
狭い家でも快適に!実例付き 収納上手な家づくりのアイデア紹介
photo by Unsplash

コンパクトでも“快適”すっきり暮らす工夫とは?

 

限られた空間でも、暮らしの質は大きく変えられます。
「収納が足りない」「部屋がすぐに散らかる」と感じていても、それは家が狭いからではなく、空間の使い方や収納の考え方に工夫の余地があるからかもしれません。

ポイントは、

  • 収納の“量”ではなく“質”を考えること
  • モノをどこに・どう収めるかという導線設計
  • 暮らし方に合わせた“使いやすさ”を優先すること

この記事では、そうした視点をもとに「限られたスペースでも快適に暮らす収納アイデア」を実例を交えながらご紹介します。

 

🏡 このような方におすすめの内容のコラムです!

✅ コンパクトな家でも快適に暮らしたい
✅ 家の中が片付かずに悩んでいる
✅ 新築・リフォームで収納のある間取りを検討中
✅ ミニマルな生活を目指したい
✅ 中古住宅購入+リフォームを視野に入れている

 

🟠 実例あり! 省スペースでもスッキリ片付く収納アイデア

① 階段下をパントリーや納戸として活用

階段下の三角スペースを、食品ストックや掃除道具の収納場所として有効活用。
奥行きがあるため、普段使わない季節物や非常用グッズの収納にもぴったり。

Point:棚やボックスを使って“用途別”に仕分けを
棚を可動式にすることで高さのあるモノにも対応可能。ボックスやラベルを活用して、「食料品」「日用品」などカテゴリごとに整理すると使いやすさが格段にアップします。

 

② 壁一面の造作家具でリビングをすっきり

テレビボード・本棚・ワークスペースを一体型の造作家具で壁に集約
床にモノを置かなくなるため、空間が広く感じられ、掃除もしやすくなります。

Point:扉付き収納とオープン棚をバランス良く配置
隠したいものは扉付き収納に、見せたいものはオープン棚へ。「見せる」と「隠す」を使い分けることで、生活感を抑えつつデザイン性も高められます。

 

③ 子ども部屋には「ベッド下引き出し」+「壁面ラック」

衣類や学用品、おもちゃなどが散らかりやすい子ども部屋には、引き出し付きベッドと有孔ボードの組み合わせが効果的。
子どもでも片付けやすく、「片付け習慣」も自然に身に付きます

Point:子どもの“手が届く範囲”に収納を集約するのがコツ
使いやすさ=習慣化のカギ。成長に応じて収納の高さや配置を見直すことで、長く使いやすい空間になります。ポップな収納ボックスを使えば楽しみながら整理整頓ができます。

 

④ キッチンには“吊り下げ”収納で作業スペース確保

コンロ上やシンク横にマグネットバーやレールを取り付けて調理器具やラップを吊るす収納に。
作業スペースが広く保てる上に、手に取りやすくなるため調理効率もアップします。

Point:吊るす収納は“使う頻度”に合わせて配置を工夫
よく使うフライパンやツールは手前に、使用頻度の低いものは奥に。キッチン全体の動線を意識して配置すると、時短にもつながります。油汚れが付きやすい場所には取り外しできるタイプを使うのがおすすめ。

 

⑤ 狭い洗面所は「縦の空間」と「隙間収納」をフル活用

洗面所はタオルや洗剤、ドライヤーなど収納アイテムが多い割にスペースが限られています。
洗濯機の上や洗面台横の“デッドスペース”にラックや吊り戸棚を設置することで、縦方向に収納量を確保できます。
また、15~20cm程度のすき間でもキャスター付き収納ワゴンを入れれば、見た目以上に活用度大。

Point:使用頻度の高いものは「目線~腰の高さ」に収納を
毎日使うタオルや化粧品などは取り出しやすい高さに、ストック品は上部へ。上下に収納を振り分けることで、動線がスムーズになり使い勝手が向上します。
ミラー裏の収納も活用し、散らかりがちな小物はカテゴリ別に整理すると◎。

 

⑥ 玄関まわりは「見せる収納」と「隠す収納」のメリハリがカギ

玄関は家の“顔”とも言える場所。スッキリ見せながらも機能的にしたいところです。
家族の靴や傘、アウトドア用品、学校や通勤グッズなど、意外とモノが集まりやすいため、壁面フックや可動式の収納棚を使って“立てる収納”を意識しましょう。
シューズクロークやベンチ収納を設けることで、玄関の印象もぐっとスタイリッシュになります。

Point:「帰宅動線」を考えて、収納の配置を決めるのが成功のコツ
カギ・マスク・バッグなどは入ってすぐに置ける場所に、靴や外遊びグッズは玄関の外~中で動線を遮らない配置に
扉付き収納を組み合わせれば、ごちゃつきを隠しながら“必要なものにすぐ手が届く玄関”が実現します。

 

このように、収納は“スペースの広さ”よりも“発想の柔軟さ”がカギになります。
住まい全体を見直し、空間に合わせた工夫を少し取り入れるだけでも、暮らしの快適さは大きく変わります

 

🟠 モノが増えすぎない収納づくりの考え方

収納に工夫をこらしても、モノが多すぎると本末転倒です。
「どこにしまえばいいか分からない」「片付けてもすぐに散らかってしまう」——
そんな悩みの多くは、モノが多すぎることと、モノの分け方や置き場所がはっきりしていないことが原因です。収納の効果を最大限に引き出すための考え方をご紹介します。

◾ 必要なモノだけを「選ぶ力」

収納スペースに合ったモノの量にするためには、まず”「使っていないもの」を見極めて手放すこと”が第一歩。
“1年使わなかったモノ”は、手放すタイミングかもしれません。

◾ 家族ごとの「定位置」を決める

よく使うモノこそ“置き場所”がブレがち。
家族全員が同じ場所に戻せるように、「物の住所」を明確にすることが、片付く家の第一条件です。

◾ 分類を“使い方ベース”にする

収納は「モノの種類」で分けるのではなく、“使うシーン”や“使う人”に応じてまとめるのがコツ。
たとえば「お出かけセット(鍵・財布・エコバッグ)」など、生活動線に合わせたグルーピングが効果的です。

 

🟠 家づくり・リフォームで叶える収納上手な家

🔨 注文住宅で「収納計画」を取り入れる

間取りを決める段階で、収納の量・配置を先に設計に盛り込むことで、後から悩まない家づくりが可能になります。

  • 土間収納やパントリー
  • ファミリークローゼット
  • 各部屋ごとの“必要最小限収納”

札幌のような冬季に備えた「冬物家電」や「除雪道具」など、地域性に合った収納の確保もポイントです。

🔧 リフォームで「収納が増える」間取り変更も

築年数の経った住まいでも、リフォームで収納力をUPさせることは十分可能です。

  • 押入れをクローゼットに変更
  • デッドスペース(天井裏・階段下)の有効活用
  • 納戸や物置を使いやすい収納に改造

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