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中古住宅の購入前に知っておきたい!リフォーム費用と注意点まとめ

2025.07.08
photo by Unsplash

リフォーム費用の相場と予算の決め方|札幌の傾向も踏まえて失敗しないためのポイントを解説します!

 

🟠 そもそもリフォームとは?

リフォームとは、現在ある住宅をより快適に・使いやすくするための工事のことです。老朽化した部分を修繕する「修繕リフォーム」や、生活スタイルに合わせて間取りを変更する「改修リフォーム」などがあります。

最近では、中古住宅を購入して自分好みにリフォームするという選択肢も広がっており、札幌でも物件価格を抑えつつ、ライフスタイルに合った住まいをつくる手段として注目されています。

 

🟠 修繕リフォームと改修リフォームの違いとは?

リフォームと一口に言っても、目的や内容によって「修繕リフォーム」と「改修リフォーム」に大きく分けられます。
どちらも住まいを快適に保つために必要ですが、それぞれの違いを理解しておくことで、適切な計画や予算設定につながります。

🛠 修繕リフォームとは?

老朽化や破損部分を元の状態に戻す工事のことを「修繕リフォーム」と呼びます。
これは、生活上の不便や安全面の不安を解消するための、いわば「マイナスをゼロに戻すための工事」です。

代表的な修繕リフォームの例:

  • 雨漏りの修理
  • 外壁のひび割れや塗装の劣化補修
  • 給湯器や水回り設備の故障による交換
  • 床材の張り替え(劣化・きしみなど)

修繕リフォームは、早めに対応することで被害の拡大を防ぎ、長期的にはコストを抑えることにもつながります
特に札幌のような寒冷地では、屋根や外壁の劣化、配管の凍結によるトラブルが起こりやすいため、定期的な点検と早めの修繕が重要です。

🏠 改修リフォームとは?

「改修リフォーム」とは、既存の住まいに新たな価値や機能を追加するリフォームのことです。
これは「ゼロをプラスに変える工事」であり、暮らしをより快適に、便利に、そして自分たちらしくカスタマイズすることが目的となります。

代表的な改修リフォームの例:

  • キッチンのレイアウト変更やアイランド型への変更
  • 間取り変更(和室をリビングに、壁を撤去して広くするなど)
  • バリアフリー化(段差解消・手すりの設置)
  • 断熱性能の向上(窓交換、内窓設置、壁・床の断熱材追加)
  • 収納スペースの追加や拡張

改修リフォームは、生活スタイルの変化に合わせて住まいをアップデートする手段として有効です。
例えば、子どもが成長して個室が必要になった、親世帯との同居を見越してバリアフリーにしたい、といった場合にも活用されます。

✔ 修繕と改修、どちらが必要かを見極めることが大切

「今すぐ困っていることに対応したい」のか、「これからの暮らしをもっと快適にしたい」のかによって、リフォームの種類も変わります。

また、中古住宅を購入する場合は「修繕+改修」の両方が必要になるケースも多いため、トータルでの費用や工期を見積もって計画することが成功のポイントです。

どちらのリフォームにもメリットと注意点があるため、住まいの状態やご家族のニーズに合わせて、専門家に相談しながら進めることをおすすめします。

 

🟠 リフォーム費用の相場とは?【札幌の傾向も踏まえて】

リフォーム費用はリフォームの内容・規模・素材などによって異なります。目安は以下の通りです。

リフォーム内容一般的な費用相場(税別)備考
キッチン交換約50〜150万円設備のグレードで大きく差が出ます
浴室リフォーム約60〜120万円ユニットバスのサイズで変動
トイレ交換約15〜40万円便器の性能や内装の有無により差
内装(壁・床)約20〜80万円部屋数・素材により変動
外壁塗装約80〜150万円塗料の種類・建物面積により変動
フルリフォーム(戸建)約1,000万円以上〜中古住宅購入と同時の場合も

札幌では寒冷地特有の設備(高断熱仕様・暖房設備など)が必要になるため、本州に比べて断熱・暖房まわりの費用がやや高めになる傾向があります。

 

🟠 予算を決めるときのチェックポイント

✅ リフォームの目的を明確に

リフォームには「古くなった部分を直したい」「もっと使いやすく快適にしたい」など、目的に応じた優先順位の整理が重要です。欲しい機能すべてを取り入れると予算オーバーになることもあるため、必要な部分から着手するのがポイントです。

✅ 将来のライフスタイルを見据えて

リフォームは一時的な満足だけでなく、将来的な家族構成や生活スタイルの変化にも対応できるような設計をおすすめします。たとえばバリアフリー化、間取りの可変性なども検討材料です。

✅ 複数業者から見積もりをとる

同じ内容でも業者によって提案内容・費用が異なるため、最低2〜3社の見積もりを比較することが基本です。信頼できる業者選びも成功の鍵です。

✅ 補助金や制度を確認する

札幌市では、省エネ改修や耐震補強、バリアフリー化に関する補助金がある場合があります。条件に合えば数十万円の補助が受けられることもあるので、事前に自治体の情報をチェックしましょう。

 

🟠 リフォームでよくある注意点とは?

◎ 「安さ」だけで選ばない

見積もりが安いからと即決してしまうと、後で手抜き工事や施工ミス、追加費用が発生するケースも。費用だけでなく、施工実績や評判、提案内容の質も総合的に判断しましょう。

◎ 住みながらの工事に注意

戸建てやマンションで住みながらのリフォームを行う場合、騒音や工期、施工スペースの確保など課題があります。住み替えや一時的な仮住まいを検討する必要も出てきます。

◎ 構造制限に注意

間取りの変更などを検討する場合、建物の構造(木造・RC造・鉄骨など)によって変更できる範囲に制限があります。構造の専門知識を持つ業者に相談するのが安心です。

 

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